そんなことないよ(魔法のスター マジカルエミ「蝉時雨」より) [魔女っ子]
今回は、アニメージュ文庫の『そんなことないよ』を紹介します。
この本は、マジカルエミのテレビシリーズ全38話中7話分とOVA蝉時雨のシーンをフィルムストーリー化したものです。
(なお、著作権の都合上、本の写真は載せておりません、ご了承下さい)。
詳細な情報
発行元 徳間書店
発行年 1987年
当時の定価 420円
ページ数 96ページ
まずは、この本のタイトルですが、これはマジカルエミの主人公、香月舞の口癖の一つです。
そして本の中身ですが、イントロダクションに第1話「ふしぎ誕生魔法のスター」があり、それ以降は季節毎にテーマが別れていて、夏は第12話「夏は光色のメモリー」、第15話「風が残したかざぐるま」、OVA蝉時雨。秋は、第24話「鈴の音よもう一度」と第26話「枯葉のシャワー」、冬は第37話「ためらいの季節」と最終話「さよなら夢色マジシャン」と、有名なシーンばかりが揃っています。僕はこの中にあるどのエピソードも好きです。
そして、最後にテレビシリーズにもOVAにも登場しなかった春のシーン(TVシリーズの放送が1985年6月から1986年2月までだったのと、蝉時雨は言うまでもなく夏の物語だったため、春のシーンは登場しない)が柳沢まさひでさんのイラストで登場しています。
前にも書きましたが、マジカルエミは魔女っ子アニメでありながら、季節の情景をふんだんに取り入れた作品でした。ですので、他の4作品(空モモ、マミ、、ペルシャ、ユーミ)とは違った独特な雰囲気がありました。
この本、マジカルエミよりも香月舞のカット方が圧倒的に多いので、香月舞ファンの方にはいいかもしれませんね。
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